sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

 【結局、もらってばかり】

 【結局、もらってばかり】

 

今日、えええ???こんなことあって、いいのぉぉ???って思うようなことがあった。

 

それは、ドネーションで、献血することだったのだけど、「与えよう」って思ってした行動なのに、逆に、いただいてしまった。。

 

今朝もまたズンバにお友達と行ったときに、そこに来ていた一人のお母さんが、この後、うちで、今日は献血をしているので、ドネーションしてくれる方は、是非うちにいらしてください、ってなことを、結構細かく説明していた。

 

私は、さらさらーっとしか聞いていなかったけど。。。

 

でも、ズンバの帰りにドアのところで、良かったら来てね、って住所が書いた地図をいただいた。


この後すぐ下の子のラクロスゲームがあるなぁって思いながら、でもその方の家はそこから車で5分だし、ラクロスには間に合いそうだ、と思い、友人も行くというので、私も献血をすることにした。

 

日本にいたときは、社会人になり、何度か献血をしたことがあったが、途中から、海外経験がある、っていうところに国と年を書く欄があり、イギリスに滞在していたと紙に書いていた。


すると、そのイギリス留学時と「狂牛病」の年が重なり、毎年献血しようと思っても用紙を提出すると、必ず献血は拒否られていた。

 

拒否られるようになり、でも年月が過ぎ、場所も変われば出来るかなぁと思い、数年後にたまたま行った仙台の駅前で試みたときも、やっぱり拒否られた。

 

そんなことを思い出しながら、その献血をしている方のお宅へ車を走らせた。

 

昔は、献血って、仕事の合間にやったので、いつもと違う感じで、楽しかったのと、血が採られるってことは、エネルギーを採られるってことで、もしや体重も減ってダイエットにもいい?とか、そんなことを考えていた。

 

その方の家に着き、間もなく、献血業者さん?みたいな方が、一通り説明をまた細かくしてくれた時に、献血してくれた方には10ドル差し上げます、っていう説明があった。


え??

献血で10ドル?


って思って、あぁきっと10ドルのギフト券か何かかなぁなんて思っていたら、本当に、現金の10ドルでビックリしてしまった。

 

なんか、妊婦さんとかのサンプルテストの実験に使われるって言ってたなぁ。

 

なんだか、

 

「結局、もらってばかり」

 

だなぁって、また思ってしまった。

 

だって。

もともとは、良規お坊さんみたいに、私も、「余ったみかんを分けてあげる」ような、そんな存在になりたいなぁって思っていた時に、逆に、ズンバを一緒に行こうって言ってくれた、上の子のラクロスチームのお母さんに、本物の「みかん」をもらったのだから。

 

そしてその日に、ズンバに行くことを決めたんだよね。

 

余った「みかん」をわけてあげる人、そんな人になりたいな、って。

 

いっぱいあるから、多いから、あげるね、って。

 

私はあり過ぎて、食べきれないから、って。

 

その、本当に「みかん」をくれた、その友人と今日もズンバに行ってきた。

彼女にも、いつもいただいてばかりだ。

 

一緒にいて、安心をもらう。笑いをもらう。優しい気持ちをもらう。

 

そんな感じで、私はいつ「余ったみかんを分けてあげれるような人」になるのかなぁなんて思った日だった。

 

”Unlock Yourself"

与えようと思うと、逆にいただくってこと??ですか???

 

写真。その時に、貰ったみかん。食べようと思って、皮を剥き始めた後に写真に納めた。面白い。笑 2018.04.08撮影

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