sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

      【父の深い愛】

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       【父の深い愛】


子供の頃気づかなかったことでも、今頃になって、自分も経験して、なんとなぁく、こうなのかなぁって気づくことがある。


「お母さんのこと、大事に思う」からこそ、そうなのかなぁ、、、って。


うちの父って、無口で、愛情表現も苦手で、いつも居間のこたつに座って本を読んでいるか、囲碁をしていた。


それでも、母に対しては、私達には気を使って言わないことでも、母にだけは甘えているように見えた。


別にベタベタするっていう意味ではなくて、自分でも考えれば出来ることを、わざわざ母にだけは頼んだりして、甘えていた。


私の父って、一緒に住んでいたおばあちゃんの息子なんだけど、あんまり二人で会話をしているのを見たことってなかったなぁ。


子供の頃って、自分の家庭しか知らないから、別にそれに対して疑問を持ったことってなかったっけ。


父は無口だから、あんまり私も喋ったことがない。


カナダから電話して、たまたま父が出ることがあるけど、私が一方的に話して、父がすぐ「じゃ、お母さんに替わるね」って。


基本、シャイなのかなぁ、って思う。


私も基本、シャイだから、、、、シャイだったから、気持ちはよくわかる。


私も基本、気が付くと、無口になりがち。


気が付くと、自分の世界に入り、自分と会話しているのだろうか、、、それか、何も考えず、目が開いた状態で得意な睡眠をとっているのだろうか。。。


特に子供達には、日本語を覚えてほしいし、日本語で会話をしてほしいので、「心して」喋るようにしている。心して(←この漢字でいいのかな?笑)喋らないと、家庭内が英語ばっかりになって、私がついていけない。(;^ω^)💦だははははーーー。笑


私は父に怒られた記憶が全くない。


もちろん人間なので、イライラすることはよくあったと思う。


でもイライラ自分でしていて、だからといって、私たちにあたってきたことは一度もないと思う。


中学か高校になり、血液型にも興味が出ると、さすが、血液型A だなぁ、って”The A 型”って感じで、あぁほんとだぁって感じなところはある。
とにかく、真面目で、きっちりしていて、几帳面。
居間にある、父が読んだ後の、新聞紙の山は四隅がきっちり揃っている。


朝は同じ時間に起き、夜も多分だいたい同じ時間に寝る。


服装もキチンといつも整っていて、髪もいつもキチンとしている。
Tシャツを着ている姿は見たことがなく、いつもシャツにベルトを締めるタイプのきっちりとしたズボン。
靴もいつも綺麗だし、車の中もすっきり物がなく、きちんとしている。


自分の会社に午前中顔を出し、午後は必ずりんご農園に母に会いに行く。ん?りんごを見に行く??


りんごの選果の時に、りんごを分けて入れるコンテナが綺麗にならんでいないと、きっちり四隅を並べる。


きっちり並んでいないと気になるらしい。面白い。
だからといって、周りに強制するわけではない。


私はどちらかというとだらしない方かなぁって自分で思っているけど、父に怒られたことはないし、言う時も「なんだぁ~。いっくぅ~」って感じで、優しく言ってくれる。


ま、いいや。

思いっきり脱線してしまったけど、言いたかったことは、
「お母さんのこと、大事だからこそ、そうなんだ」っていうことがあって、


それは、お母さんのことを大事に思うからこそ、祖母とうちの父は、ちょっと対立している感じに見えたのかなぁって。


私が、この家に住むようになって来月で11年になる。

2世帯で住み始めてもう11年。早い!!


何も問題なく住めているのは、義理両親の本当に温かい励ましや、言葉や、時間をしっかり使って、話を聞いてくれることや、夫婦間に入って問題を解決しようなんてことは一切しない。


うちの旦那の両親なのに、私の旦那の愚痴までしっかり聞いてくれる。
いつも味方でいてくれているように感じるほど、話を親身になって聞いてくれる。


正直に気持ちを言ってくれる。

正直に第三者の立場から見た意見で言ってくれる。

旦那の両親だからっていう感情を一切入れない。


ほんと、私は時々、神様が家に一緒に住んでいるように思う。笑笑笑


当たり前だけど、ちゃんとうちの旦那のサポートもしてる。


上手に私たちを見守っていてくれてるし、手助けが必要な時は、手を差し伸べてくれる。


で、何が言いたいかっていうと、父が、祖母じゃなくて、100%母をサポートしている?もしくは、母の味方でいる態度は、母に対する深い愛なんだなぁって。


父は、母を大事に思うからこそ、あえて、自分の母じゃなく、自分の奥さんの味方だよって。
そうして、母が新しい家で過ごしやすい環境を作ってくれていたのだなぁって。

きっと、父は長男として、祖母に凄くかわいがられて育ったと思うから、余計祖母は父に対して、強い愛情があったんじゃないかなぁって思うんだよね。


でも、それをあえて、家庭内がうまくいくように、父は自分の愛を母に注いだのかなぁって。


そして、今、私は、十分な愛情を義理両親に注いでもらって、家庭がうまくいくように、深い愛をいただいている。


そんなことを思ったなぁ。

あぁぁぁぁぁ。。。長い。。。ブログ。

読んでいただいた方、ありがとうねぇ~。
長過ぎるから後で編集しよーっと。


”Unlock Yourself"
父の深い愛があったからこそ、なんだねぇ


写真。家のハンギングバスケット。家の雰囲気が明るくなる。いつも義理両親がつけてくれる。