sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

    【フィールドトリップ】

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    【フィールドトリップ】

 

今日は、下の子のフィールドトリップ(遠足)で、バンクーバーの「サイエンスワールド」に行ってきた。

 

2クラスだけだったので、バス一台で間に合った。

 

私は、今までゆっくり話したことがない、次男のクラスメイトの女の子のおばあちゃんの隣に座って、二人で色んな話をしながらバンクーバーまで向かった。

 

人って、話してみないと、本当にどんな人生を歩んできたのかわからないなぁって思った。たったの40分ほどだったけど、色んな話が出来た。

 

そのおばあちゃんがどこで生まれ、どこで育ち、どんな両親に育てられ、どんな子供達を育て、その子供たちが今どんな生活をしていて、孫は何人いて、みんなそれぞれどんな生活をしているか、とても興味深く色々なことを話してくださり、みんな何かしら大変な思いをしたり、経験をして、そして今があるんだなぁと思いながら、サイエンスワールドに向かった。

 

とっても穏やかで優しい、素敵なおばあちゃんだった。

 

サイエンスワールドに着くと、私は自分の息子を含めて3人の男の子を連れて、館内を見回ることになっていたらしく、名前が書いた小さな紙を先生にもらった。

 

3人のうち、一人は3年生。あと、うちの子ともう一人は2年生。どちらも仲良しのお友達なので、安心した。

 

子供のフィールドトリップ、昔は、英語でみんなとやりとりするのがストレスで、しかも殆どがカナディアンで、その中に一人アジア人でついていくのは、すごくストレスな感じがして、とっても億劫だった。

 

でも最近はなんだろう。あんまり何も気にならなくなった。

 

もちろん人と喋ったりするけど、喋っても喋らなくてもどっちでもいい。

 

いちおう、親という名目でついてきているので、子供たちが離れ離れにならないようにちゃんと目を離さないようにガイドするけど、どちらかというと私もサイエンスワールドに遊びに来たかったので、一緒に来れてラッキーっていう気持ちだった。

 

男の子って目の前のことが楽しいとそればっかり何度もやったり、次に興味があるものが目に入ると、一人で勝手にぱーっと行ってしまったり、3人男の子を見るって意外と大変だった。

 

でも、ちゃんと言えばみんなわかる子で、かわいいかわいい男の子たちだった。

 

あっという間に集合の1時が近づき、もっと館内を見るところがあったのにも関わらず、最後はサイエンスワールドの外で、クラスの友達と鬼ごっこをして盛り上がった。


家に帰った後に、他の友達に「ロボットも見た?」と聞かれ、「え?そんなのあったのー?しまったー!みれなかったー」って言って、また近いうちに今度は家族で行きたいなぁと思ったのだった。

 

「フィールドトリップ」

 

昔、自分の英語の自信なさと、恥をかきたくないのと、シャイなのと色々な混ざった感情で、せっかくのいい経験が出来たはずの「フィールドトリップ」に行かなかったことがあった。

 

それは、高校を卒業して、短大に行った一年目のことだった。

 

その学校は、ちょっと変わった学校で、日本の大学だったけど、イギリスにあって、私は高校卒業後イギリスのレディングという町に2年ほど滞在した。

 

その一年目の在学中によくフィールドトリップがあったのだけど、ある日、大英博物館に行く日があった。

 

私は、中学も高校も英語は良くも悪くもなく、フツ―の成績で、英会話教室にも行ったことがなく、英会話は全くダメだった。

 

なので短大生活が始まってすぐのフィールドトリップは、緊張しすぎて行けなかった。今考えると勿体ないし、変にプライドが高かったのかなぁ。あぁもったいない。

 

イギリスに行くことになったのも、たまたま高校三年の受験の時に、たまたま兄が大学受験に二浪して、たまたま父が、こんな学校あるぞ、ってどうしても4年大に息子を入れたい父が兄に話しているのを聞いて、私も行きたい―――!!って、なった。


英語も大して興味もないのに、ただ行ってみたい!!って気持ちだけで、その大学を選んだ。

 

人生とは、どこでどう変わるかわからない。

 

今日は、つらつら、とりとめないことをとりとめなく書けた気がするけど、長かったなぁ。

 

あぁ、今日に限らずいつも長いけど。はははー。

 

あぁイギリス楽しかったなぁ。また行きたいなぁ。

ヒースロー空港に、飛行機が着陸態勢に入る時に目に入る、レンガ造りの家々が並ぶ風景が懐かしい。

 

”Unlock Yourself"

チャンスはやっぱり逃しちゃだめよねー

 

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