sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

【人って話してみないとわからないなぁ】

【人って話してみないとわからないなぁ】

 

昨日、私的には結構いいこと沢山あった。

まず、クリスマスライトアップ以来に、バンクーバーのキャピラノ吊り橋に子供二人連れて行ってきた。

 

昔は、旦那が車運転してくれないと、行ったことがないところや、遠くには車で行けなかったけど、少しずつ私も旦那が留守がちだったり、自分でやらなきゃいけないことも徐々に増え、自分が出来ることが少しずつ増えて嬉しいなぁって思う。

 

週末のロングウィークエンドは、ベリーピッキングに旦那に連れて行ってもらったり、バンクーバーの”Pride Festival"にも連れて行ってもらって、あちこち私達を連れて行ってくれて、お父さん車の運転頑張ったので、さすがに3日目は、休みたいようだった。

なんせ、私達は、車に乗ると寝てしまうので、しっかり車中で休めちゃうからね。

 

運転手は疲れるよね。

 

ま、そんな感じで、私も、少しずつ車の運転にも慣れ、いつか、日本から友達が来た時も、私がガイドしてあげたり、あちこち連れて行ってあげれたりするようになるんだなぁって思うと嬉しい。

 

まぁそれは置いといて。

 

昨日たまたま、吊り橋に行くのに、長蛇の列を並んで待っていると

 

「人って話してみないとわからないなぁ」

っていうことがあった。

 

目の前に並んでいた方が、どうも日本人の子供連れの男性で、男の子がお父さんに時々日本語で話しかけていた。

 

私は、その彼らの後ろで、子供達と喋ったり、子供達も二人でからかいあって、うちの下の子は、助けを求めて、「おかあさぁぁぁぁん!!!」って何度も言ってくる度に、「はいはーい」って適当に相手をしていた。

 

どう考えても前に並ぶ方には、真後ろにいる私たちは、日本人ってばればれである。

 

でも、男性の方は、絶対後ろを見ることもなく、男の子だけが、なにやら気になるようで、私たちのことをちろちろ眺めていた。

 

なんとなく、この子、子供同士で遊びたいのかなぁ、なんて勝手に思ったりして。

 

子供って子供が好きだよなぁ、ってさらに勝手に思ったりして。

 

でも、なんか、お父さん、気難しい方なのかなぁ。

 

なんで、英語圏にいるのに、日本人が後ろにいるんだぁ、なんて思ってないかなぁ、なんて、一人で勝手に色々その男性の頭の中を想像したりして、、、また適当に妄想していた。

 

いやぁ、せっかく海外まで来て、英語を話すチャンスがいっぱいあるのに、日本語話すなんて、どうかしてるぜー、って思ってるかなぁ、とか。

 

その前に、多分、なぁんにも考えてないから安心しなー、だけどなー多分。

 

でも話しかけないでくれオーラがなんとなく、放っているような、そんな感じもするなー。

 

いつも勝手に、自動的に、妄想してしまう。

 

もう、これは、自動で、放っておいてもなってしまうので、「おなら」が出るのと一緒で自然現象である。

 

まぁ、妄想は「おなら」と違って、匂いはないところは良いけれど。

 

たまに、「私のおならは臭くない」って言う人がいるけど、私の「おなら」は、そういえば、匂うなぁぁ。

 

また、こんな変なことをブログに書いて良いのかなぁ。

 

おならにも”個性”があるのかもしれない。笑

 

それは、置いといて。

 

とにかく、なんか、男の子が気になって、って、まぁ、日本人男性と男の子の二人だけ

っていうのも、なんだか気になって、とにかく気になってしまったから、思わず声をかけてしまった。

 

そしたら、なんだかその男性、すっごくビックリしたみたいな顔で。笑

 

急に話しかけられたのが、ビックリだったのか、まさか、真後ろの変な日本人が、って”変な”は余計だけど(笑)。

 

とにかく、変わった?日本人に声をかけられてビックリした様子で、でもなんだか、そのびっくりした顔と声が、一瞬で、

 

「あ、この人、話しやすそう」

 

って思ってしまった。

 

さっきも書いたけど、

「人って話してみないとわからない」

もう会うこともないかも知れない、と思って根掘り葉掘り色々聞いてしまった。笑

 

そしたら、色々話してくれて、すーーーっごく楽しかった!

 

バンクーバーに来て1年。バンクーバーの大学で教授をしていて、あともう1年こちらにいたらあとは、日本に帰るらしい。

 

5歳の男の子と二人でこちらに来ていて、下に3歳の子がいるが、奥さんとその下の子は、日本にいるのだという。

 

子供が行っている学校で一番仲良くしている現地のお友達は養子で、その親は二人とも男性の同性愛好者なのだという。

 

「あー。バンクーバーは色んな人がいて、いい経験になりますねー」って。

「子供にも良いですよねー」って、私。

バンクーバーは、ほんと、多文化で、人種も色々で、本当に子供を育てるには良い環境だなぁって思う。

 

色んな、自分が育った環境の「当たり前」が「当たり前」じゃなくて、そういうのがいいなぁって思う。

 

色んな子育ての話を聞いたり、その方のお仕事のことを聞いたり、家族のことを聞いたり、とにかくいろぉんな話が出来てとっても楽しかった。

 

子供達もちょっと照れながらも一緒に歩くのが楽しかったみたい。

 

なんだか、見た目では相手のことってよくわからないけど、話してみると、その人の人柄が見えてきて、昔の私だったら、”教授”って聞くだけで、おぉぉぉ~、って恐れ多くて、何話して良いかわからず硬直してしまってた。

 

でも、ほんとうは、意外と話してみると、同じ人間だもーん、って、もしかしたら、気が合う人だったりするかも知れないなぁなんて思った。

 

どこでどんな出逢いがあるか分からない。

 

その人が経験してきた色んな楽しい話を聞くのって楽しいなぁって思った一日だった。

みんな色んな私と違った経験をして、そして「今」がある。

 

出逢いに感謝だなぁっても思ったりして。

 

出逢いを大事にしたい。

 

そんなことも思ったなぁ。

 

”BE YOU, the world will adjust"

人って、見た目じゃ分からないんだねぇ

 

 写真。キャピラノ吊り橋にて。

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