sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

【親は人生の通り道🍀】

【親は人生の通り道🍀】

 

 

先月末、お義母さんの生みの母親が数日前に亡くなった、という話を

 

ちょうど下の階に洗濯しに行った時に、キッチンにいたお義母さんに聞いていた。

 

でもお義母さん、葬儀に呼ばれなかった、って言ってた。

 

結局お義母さんは一生で一回しか生みのお母さんに会えなかった。

 

 

「親は人生の通り道🍀」

 

 

お義母さんは13年前に、一度だけ生みのお母さんに会っていた。

 

遠く離れたアルバータ州の親戚の一人が、お義母さん(当時56歳)が生存しているっていう情報を見つけて

 

遠く西海岸に住むお義母さんに連絡をとってきた。

 

お義母さんは、中絶されて、出産もされていなかったと家族親戚には思われていたみたいで。

 

カナダって、戸籍ってないから、引っ越しも沢山したみたいで、その親戚の人も探して、でも諦めていたところに、たまたま見つけたって言ってた。

 

 

あの時は、急に親戚が増えて、私達家族親戚みんなで、ブリティッシュコロンビア州から車で、2日か3日くらいかけて、アルバータ州まで行った日を思い出すなー。

 

ちょうど上の子を妊娠中で、2006年6月だった。

 

上の子が7月に生まれたから、相当お腹大きい時期だったなー。

 

お義母さんの血の繋がったお父さんはもう亡くなっていたけど、そのお父さんには2人子供がいて、お義母さんは半分血の繋がったお兄さんと、お姉さんが居ることがわかった。

 

初めてみるお義母さんの半分血の繋がったお兄さん(当時70歳くらい??)と、お姉さん(当時60代後半)は、笑顔の素敵で穏やかに話す、スラリと背の高い優しい人達だった。

 

初めて再会した日、レストランを広ーーく貸し切ったみたいに、急に増えた親戚沢山と、私は緊張しながら、でもその優しい空気の中にいた日のことを思い出す。

 

お義母さんと半分血の繋がったお兄さんとお姉さんが

 

鼻の形が一緒ねーって言って、みんなで笑った

 

鼻の先端が少し、くぼんでてお尻みたいだから、"Bum nose"(尻鼻👃)って言って、おんなじおんなじーってみんなで大笑いしたっけ。

 

私達の父親も一緒の鼻よーって、その血の繋がったお姉さんが言って

 

うちの旦那と義理の弟が、自分達の"Bum nose"を、あーこの鼻がどこからきたか、やっとわかった、って言って笑ってた。

 

あったかーーーい時間だった🍀

 

生みのお父さん側の親戚は大歓迎で、大きくパーティ開いたり、長い長い間の兄妹としての時間を埋めるように、沢山沢山濃い時間を過ごしてた。

 

そして、その同じ年、それか次の年だったかな。

 

お義母さんは、お姉さんに連れられて、生みのお母さんに会いに行った。

 

お姉さんと、その生みのお母さんはもともと知り合いみたいで、紹介したい人がいるってだけ告げて、その生みのお母さんの家に行ったんだって。

 

結局、玄関どころか、庭に入るゲートのあたりでのほんの短い会話だったみたいだったけど

 

お姉さんが、その生みのお母さんに、「ルース。紹介したい人がいるの。私の妹よ。」

 

って言ったら、ルースは固まって、短く挨拶し

 

お義母さんはそこで、「私は私を生んでくれた人に感謝しています。私は今とても幸せに家族と暮らしています。」って短く、自己紹介と感謝の気持ちを伝えた、言ってた。

 

生みのお母さんは、「あれは間違いだったの。そんなはずじゃなかったのよ」

みたいなことを言って、その場にいられないように、すぐ家の中に入って行った、って言ってた。

 

 

 

それが結局、お義母さんは生みのお母さんに会えたのが、最初で最後だった。

 

生みのお母さんは、お義母さんを16歳で生み。

生みの父親は56歳で、家族がいる方だった。

 

↑これだけ聞くと、色んな想像が生まれるけど詳細を聞くと、素敵な話で涙が出てくる。今度、それ、書かせて下さい。

 

 

いつも私はお義母さんと、いろーーーんな話をするけど、どうやったらこんな素敵な人に、なるんだろう、っていつも思ってしまう。

 

一緒の屋根の下にいて、しょっちゅう会うのに、いつも穏やかで、私にとっては、理想のお母さんであり、奥さん。

 

そんなお義母さん、やっぱり、今回も、生みのお母さんの葬儀に呼ばれなくて

 

「私は、親は人生の通り道だと思ってるの。生んでくれた彼女には感謝してるわ。」って言ってた。

 

うちのお母さんも、生みのお母さんがすぐ亡くなったけど。

 

義理のお母さんも、生みのお母さんには育てられてない。

 

どこか似てる二人のお母さん。

 

なんだかわからないけど。

 

二人のお母さんには、いつも"感謝"できることに意識を注ぐことを、そして、"その現実は変えられないけど、どうしたい??"というメッセージを、いつも目の前で、生きる姿を見せてもらっている感じで。

 

それをいつも感じれる私はやっぱり世界最強にラッキーだなぁってつくづく思った今日この頃でした😌

 

長いのに読んでいただき

ありがとうございました😌🍀🙏❤️

 

"BE YOU, the world will adjust"

今いる"自分"という人間。みんなみんなのおかげです😌🍀