【親は人生の通り道🍀】
【親は人生の通り道🍀】
先月末、お義母さんの生みの母親が数日前に亡くなった、という話を
ちょうど下の階に洗濯しに行った時に、キッチンにいたお義母さんに聞いていた。
でもお義母さん、葬儀に呼ばれなかった、って言ってた。
結局お義母さんは一生で一回しか生みのお母さんに会えなかった。
「親は人生の通り道🍀」
お義母さんは13年前に、一度だけ生みのお母さんに会っていた。
遠く離れたアルバータ州の親戚の一人が、お義母さん(当時56歳)が生存しているっていう情報を見つけて
遠く西海岸に住むお義母さんに連絡をとってきた。
お義母さんは、中絶されて、出産もされていなかったと家族親戚には思われていたみたいで。
カナダって、戸籍ってないから、引っ越しも沢山したみたいで、その親戚の人も探して、でも諦めていたところに、たまたま見つけたって言ってた。
あの時は、急に親戚が増えて、私達家族親戚みんなで、ブリティッシュコロンビア州から車で、2日か3日くらいかけて、アルバータ州まで行った日を思い出すなー。
ちょうど上の子を妊娠中で、2006年6月だった。
上の子が7月に生まれたから、相当お腹大きい時期だったなー。
お義母さんの血の繋がったお父さんはもう亡くなっていたけど、そのお父さんには2人子供がいて、お義母さんは半分血の繋がったお兄さんと、お姉さんが居ることがわかった。
初めてみるお義母さんの半分血の繋がったお兄さん(当時70歳くらい??)と、お姉さん(当時60代後半)は、笑顔の素敵で穏やかに話す、スラリと背の高い優しい人達だった。
初めて再会した日、レストランを広ーーく貸し切ったみたいに、急に増えた親戚沢山と、私は緊張しながら、でもその優しい空気の中にいた日のことを思い出す。
お義母さんと半分血の繋がったお兄さんとお姉さんが
鼻の形が一緒ねーって言って、みんなで笑った
鼻の先端が少し、くぼんでてお尻みたいだから、"Bum nose"(尻鼻👃)って言って、おんなじおんなじーってみんなで大笑いしたっけ。
私達の父親も一緒の鼻よーって、その血の繋がったお姉さんが言って
うちの旦那と義理の弟が、自分達の"Bum nose"を、あーこの鼻がどこからきたか、やっとわかった、って言って笑ってた。
あったかーーーい時間だった🍀
生みのお父さん側の親戚は大歓迎で、大きくパーティ開いたり、長い長い間の兄妹としての時間を埋めるように、沢山沢山濃い時間を過ごしてた。
そして、その同じ年、それか次の年だったかな。
お義母さんは、お姉さんに連れられて、生みのお母さんに会いに行った。
お姉さんと、その生みのお母さんはもともと知り合いみたいで、紹介したい人がいるってだけ告げて、その生みのお母さんの家に行ったんだって。
結局、玄関どころか、庭に入るゲートのあたりでのほんの短い会話だったみたいだったけど
お姉さんが、その生みのお母さんに、「ルース。紹介したい人がいるの。私の妹よ。」
って言ったら、ルースは固まって、短く挨拶し
お義母さんはそこで、「私は私を生んでくれた人に感謝しています。私は今とても幸せに家族と暮らしています。」って短く、自己紹介と感謝の気持ちを伝えた、言ってた。
生みのお母さんは、「あれは間違いだったの。そんなはずじゃなかったのよ」
みたいなことを言って、その場にいられないように、すぐ家の中に入って行った、って言ってた。
それが結局、お義母さんは生みのお母さんに会えたのが、最初で最後だった。
生みのお母さんは、お義母さんを16歳で生み。
生みの父親は56歳で、家族がいる方だった。
↑これだけ聞くと、色んな想像が生まれるけど詳細を聞くと、素敵な話で涙が出てくる。今度、それ、書かせて下さい。
いつも私はお義母さんと、いろーーーんな話をするけど、どうやったらこんな素敵な人に、なるんだろう、っていつも思ってしまう。
一緒の屋根の下にいて、しょっちゅう会うのに、いつも穏やかで、私にとっては、理想のお母さんであり、奥さん。
そんなお義母さん、やっぱり、今回も、生みのお母さんの葬儀に呼ばれなくて
「私は、親は人生の通り道だと思ってるの。生んでくれた彼女には感謝してるわ。」って言ってた。
うちのお母さんも、生みのお母さんがすぐ亡くなったけど。
義理のお母さんも、生みのお母さんには育てられてない。
どこか似てる二人のお母さん。
なんだかわからないけど。
二人のお母さんには、いつも"感謝"できることに意識を注ぐことを、そして、"その現実は変えられないけど、どうしたい??"というメッセージを、いつも目の前で、生きる姿を見せてもらっている感じで。
それをいつも感じれる私はやっぱり世界最強にラッキーだなぁってつくづく思った今日この頃でした😌
長いのに読んでいただき
ありがとうございました😌🍀🙏❤️
"BE YOU, the world will adjust"
今いる"自分"という人間。みんなみんなのおかげです😌🍀