sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

【笑顔の裏の本当の気持ち】

【笑顔の裏の本当の気持ち】

 

今日の朝、ズンバのエクササイズに行くと、ちょうどドアで一緒に入ってきた人が、入ってすぐインストラクターの方にハグして喋り始めた。

 

よく聞くと、インストラクターの方のお母さんが昨日の朝亡くなられた、って話されていた。

 

62歳だったらしく、病気がちで、一緒に住んでいたおじいちゃんは90歳で、お互いがお互いを面倒見あっていたって話していた。

 

私は、それほど仲いいわけではないし、そこに居座って話を聞くのも、ズンバ始まる前だし悪いな、と思ってすぐスタジオに入った。

 

間もなく、インストラクターがスタジオに入ってきて、満面の笑顔で、「今日はみんなに会えて良かったー。みんなから元気貰えてるー」って言い始めて、すぐズンバのミュージックが流れた。

 

「笑顔の裏の本当の気持ち」

 

インストラクターの方は、本当にいつもどおり、満面の笑顔で、踊りも力強く、悲しい顔なんて一切見せない。

 

私は、なんだか、踊りながら、胸がいっぱいになって、涙が流れてきてしまった。

 

私、よく、ズンバしに来て、でも心が本当は、めっちゃ元気なくて、悲しくて、体が動かない時もある。

 

そんな時は逆にズンバに来て体動かして、インストラクターの笑顔見て、踊りながら声出して、体くねくね踊って、心と体元気になって一日を迎えてた。

 

踊りながら、涙じんわり出るときもよくあった。

 

でもインストラクターの方は、白い歯いっぱい見えて、体目一杯動かして、もしかしたら今日は本当は体動かすのも精一杯なのかも知れないのに、みんなをぐいぐい引っ張れるくらいのエネルギーで踊ってた。

 

そんな姿を見て、やっぱり私もこんな人になりたいな、って思った。

 

みんなから、エネルギー頂戴頂戴をやるんじゃなくて、みんなにエネルギーを分けてあげれるくらいの"強さ"と"優しさ"が欲しい。

 

そんなことを改めて思わせてもらえた時間だった。

 

ズンバの帰り際に、インストラクターの方に、「いつも、あなたの笑顔で元気をもらいます」って言って、「本当は悲しいことがあって、涙が出そうになっても、ズンバしに来て、笑顔見て、踊って元気になるんです。いつもありがとう」って伝えたら、涙が流れてきてしまって。

 

逆にインストラクターの方にハグしてもらってしまった。

 

一緒にきたお友達も目にじんわり涙が出てて、「私も実は昨日悲しいことあって。でもズンバ来ていつも元気になるの」って言っていて。

 

私は、笑顔が素敵で、体力あって、強くて優しい人になりたい、って強く思った一日だった。

 

"BE YOU, the world will adjust"

笑顔の素敵な人になりたいな

 

写真。昨日お店で見つけたTシャツ。ハートの半分は悲しみでもキラキラした笑顔のインストラクターだった。私もキラキラした笑顔で毎日過ごしたい。


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