sephton195のブログ

カナダで子育てしながら、日々感じたものを書き出しているブログです。心の内面の観察、実験、実行記録。

【守られてるんだなぁ】

【守られてるんだなぁ】

 

雪が降る季節になると思い出す。

 

あれは、母と一関に買い物に出かけ、家に帰る途中の、川崎に抜ける川沿いの道を車で走っていた時の出来事だった。


うちの旦那と付き合う前だから22歳くらいだったのかな。

 

大粒の雪が降っていて、視界が悪く、道路が"わだち"になっていた。。

 

私は、道路の"わだち"になぞって、ゆっくりゆっくり運転していたのだけど、結構私、雪道の運転もへっちゃら、って思ってて、いちおう安全運転ではあったけど、過信してたなぁ。

 

カーブでタイヤがわだちから外れて、雪の上を滑って、ポンピングブレーキもハンドル操作でも、どうにもしようがなくなって、道路の下の林に車が、突っ込んでいこうとしていた。

 

目の前に大きな大きな木があって、それに向かって真ぁっ直ぐ私のお気に入りの買ってまだ一年もしていないトヨタビッツが、私の中ではスローモーションのように、一直線に木にぶつかりに行こうとしていた。

 

頭の中で、あ~私の可愛いシルバーのビッツちゃん。終わったな。。。って、もう覚悟を決めていた。

 

すると、木にぶつかる直前で、急に車が、左にそれ、みごとに木にぶつからず、私の愛車は全く衝突した感じもなく止まった。

 

深い雪の中を、車を降りてみると、運転席側のドアよりちょっと前の側面と木の間がほんの3cmもなかったと思う。もっと狭かったかも??

 

あの時、目の前で起こった出来事が、私には不思議で、何か見えない力に守られているのかなぁって思った。

 

その後もまた凄かった。

 

保険会社に電話をして、車が路肩に落ちたので、けん引をお願いすると4時間待ち、と言われた。

 

母と、しょうがない、待つしかないね、って話して、とりあえず車の中で待機していた。

 

すると、電話をして間もなく、今度は沢山の人数のおじさん達がやってきて、車を取り囲み、あっという間に私の車を路肩から、車道に引き上げてくれた。

 

母が慌てて、お礼にと、お札をちり紙にくるみ、そのおじさん達が乗った大きなワゴン車に向かって小走りに走って行くと、「良いから良いからぁ〜」と言って、あっという間に沢山のおじさん達が乗ったワゴン車は去って行った。

 

「守られてるんだなぁ」

 

あの時、私、母には守護霊がついていて、私達は、見えない力で守られているんだなぁって思った。

 

それは、母を産んですぐ亡くなった母の母だったり、母が高校の時に亡くなった、盲目だったお父さんだったり、母を大事に大事に見守っていてくれる見えない存在なんだなぁって思った。

 

私にとっては強烈な出来事で、あまりにもあっという間の出来事で、時々あれは夢だったのかな?って思う時がある。


その度に忘れないように、やっぱり目の前で起きた出来事は本物だったよね、と母と懐かしく思い出話をする。


いつも何か、私にとっての災難が起こってもだいたいすぐその後に誰か人だったり、物だったりに助けられることが多い。


ラッキーな出来事がある度に、あぁ〜私はお母さんのお蔭で守られてるんだなぁ、って思う。


会ったことのない、おじいちゃんお婆ちゃんに守られてるんだなぁって、ありがとう、ありがとうって思う。

 

だから、結構何が起きても、大丈夫🍀守ってもらえてるから、って思っちゃうんだよね。。。

 

そんなことを毎年雪が降る季節になると思い出します。

 

会ったことのない、おじいちゃん、お婆ちゃん。ありがとうね🍀

 

"BE YOU, the world will adjust"

見えない力。ありがとう🤗🍀

 

写真。うちの近所の道でござる。あの日の雪は深かった❄

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